ことばのおきば

不定期更新

精神世界・悟り

公共心を求める道

前回、今の日本に最も必要なのは、抹香臭い宗教や、胡散臭いスピリチュアルに代わる、洗練された「道」だと言いました。神道と仏教は文化という形にまで昇華し、国内のローカル・ルールやマナーに多大な影響を与えています。 企業のマニュアル化が進む前は、…

シン・仕事道

2019年に「働き方改革関連法案」が順次施行、2024人年4月に完全施行されました。とは言え、この程度の事で社会全体の意識が変わる筈も無く、今後もブラックな労働環境は変わりません。 本当に日本が変わる時は、トラブルメーカーでしかない「ダメ上司」が一…

沈黙の力

悟りに四向四果という階梯があるように、禅定にも「四禅」と呼ばれる階梯があります。四禅は冥想の深さと意識の段階を四段階に分けたものですが、ぶっちゃけ細かすぎて伝わらないんですよねえ。 四向四果が大悟と小悟の2つになっていったように、四禅も無心…

遁世者の矜持

私が人間社会にウンザリしたのは、弱者を犠牲にしないと回らない歪な社会の仕組みを知り、しかもそれを変えられないと理解したからです。この場合の弱者とは、ルールや法律を守ろうとする真面目な人や、後先を考えて行動する慎重な人の事です。 現状では、後…

坐禅と厭世

丹田(もしくはエーテル体)を鍛えない男性は、野蛮で生殖の事しか考えられない霊的弱者に過ぎません。女性には子宮があり、恋愛と育児によって霊的に成長するので、丹田を鍛える必要がありません。坐禅は、飽くまでも男性向けの行法なのです。 男性の強靭な…

これを坐禅と言って良いものか?

全く個人的な内容なので参考になるとは思えませんが、気が向いたので日々の坐禅についての記事を書いてみようと思います。真似してトラブっても責任は負いませんので、悪しからず。 まず朝起きて、顔を洗って、口をゆすいで、トイレに行ってから坐禅をします…

悪党は生を寿(ことほ)ぎ、善男善女は終焉を寿ぐ

2024年10月1日は、約25年間に渡る会社員時代の総括が完了した、記念すべき日になりました。でも、総括の内容は散々だったので、翌日の2日は鬱状態になってしまって、記事を書く気力が湧きませんでした。 今日になって、ちょっとだけ気力が戻ってきましたが、…

太古の祝福

前回、深層心理や無意識層を分析していくと、太古の呪いや、太古の祝福を見出す事があるという話をしました。中国は天子(皇帝)支配の呪縛から逃れられませんが、日本の天皇は国民の為に祈り、祝福する存在です。 天皇は太陽神・天照大神の子孫であり、神道と…

愛着障害

カイロプラクティックと言えば、整体みたいに体をボキボキ鳴らすイメージがあります。実際、そういう治療をする所もあるみたいですが、良い治療院になればなるほどボキボキ音をさせなくなるそうです。 茶柱さんが通っている治療院では、全身の力の入り具合を…

有機論的生命エネルギー治療

茶柱さんは鬱病回復の為に、ある治療院に通っています。基本はアトラス・オーソゴナル系のカイロプラクティックですが、キネシオロジーのタッチ・フォー・ヘルスや、脳髄液循環などのテクニックも取り入れた、独自性の高い治療を行っています。 この治療院は…

緋色の女

ふと思い出したので、備忘録的な意味で残しておきます。ややこしい言い回しになりますが、西洋魔術師アレイスター・クロウリーがババロンと呼称した、女性原理(アニマ)の象徴が「緋色の女」です。早い話、アニマの象徴色が赤なんです。 男性原理(アニムス)の…

人生100年説の大嘘

気功やヨーガを含む神秘行では、性エネルギーの活用が重視されます。性エネルギーのピークは10代半ば頃から20代半ばまでで、これが最も行法の成果が出易い時期でもあります。逆を言うと、この時期を逃すと、術者としては大成しないという事です。 本来なら繁…

性魔術師が歩むべき性魔術道

ムーラダーラ・チャクラに眠る性エネルギー(性力・シャクティ)は、理性をふっ飛ばして人をケダモノに変える事もあれば、サハスラーラ・チャクラをふっ飛ばして究極の悟りに到達させる事もある、実に難儀なエネルギーです。 実質的に禁欲によってコントロー…

自己と向き合う

閑居の新記事をUPしました。noteで公開している内観独習法の簡易版です。因みに、内観独習法は観察の妙諦の簡易版なので、私の感覚だと、かなりのダウングレードです。正直、ここまで簡略化すると、行法としての効果は微妙です。 「毒にも薬にもならない」と…

凡聖不二

この記事を書く前にタイトルを見返したのですが、先週は靖国神社へのヘイトクライムNHK国際放送不適切発言、韓日併合条約「当初から無効」発言など、反日イベントが盛り沢山でした。 私はこのサンドバッグ状態が嫌で仕方がないのですけど、他の人は文字通り…

生死の美学

本来、世界は一つであり、誰もが自分であり、この世に「他人」は存在しません。ただし、悟りの境地というものは、飽くまでも極論や最終意見に過ぎず、我々は煩悩にまみれた個人の人生を生きるより他はありません。 私も真理の一瞥を経験してはいますけど、楽…

盂蘭盆会

もうすぐお盆ですね。 正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)と言って、仏教由来の法事とされています。でも、神道でもお盆がありますし、本(もと)を正せば中国道教の風習です。 お中元も法事の供物の贈り合いでしたが、いつの間にか形骸化してしまいましたね。まあ…

孤独の要塞

世の中には賢者と呼ばれるような人が居て、全人類の為にその智慧を提供しています。本来のスピリチュアルとはそういうものですが、現状では何らかの問題を抱えている人達の逃げ場になっています。 日本社会は、善良な人や、立場が弱い人にとって、大変生き辛…

冥想法としての政治

このブログでは政治についての話をしますが、私は政治の専門家じゃないし、読者のみなさんに政治への関心を要求するつもりもありません。というか、政治は10年くらい勉強しないとモノにならないので、気軽にお勧めする気にはなれないんですよね。 個人ブロ…

人はいつ死ぬか分からない

人が変われるのは、死を強く実感した時だけです。賢い人は自らの死を予感しただけで変われますが、愚かな人は不死身の妄想に取り憑かれたまま死を迎えます。 生と死は表裏の関係にあり、死への危機感が無ければ、生の実感もありません。高度に発展した文明社…

人類が劣化した理由

私は右翼も、左翼も、ノンポリティカルも、全て平等に嫌いです。というか、そもそも私は人間(エゴ)嫌いで、悟る前は自分自身も殺したいと思っていたほどです。でも、たまたま悟って好き嫌いの分別心が消滅したから、今でも生きていられるんですよ。 自己(エ…

コミュ力の正体

今の日本人は霊的な基礎が出来ていないので、ちょっとした事で挫けて再起不能になったり、簡単にマインドコントロールされたりします。 国民全員が「本当に生きているのか?」と疑いたくなるほど生体反応が薄いし、意思も極端に弱いからマトモに恋愛も出来ま…

ツインレイ

私が今も独身なのは、恐らく今生での結婚相手を逃してしまったからです。全国の寺社巡りを終えた後、色々と秘密の知に触れる機会があって、最終的にそう考えるようになりました。 元々私は結婚願望が強く、かわいらしい女の子とイチャコラしたかったからこそ…

成長という幻想

個人的には、あまり成長という言葉は好きではありません。何故なら「悟り」は成長の果てに起きる現象では無く、人間でありながら動物としての原点に立ち返る現象だからです。 過去に悟りを「人間の完成」と言った有名な禅師が居ましたが、そこは「人間の純化…

西洋レイキは侮れない

気功は若いうちに始めないとモノになりませんが、レイキ・ヒーリングはある程度人生経験を積んでからの方が大成すると思います。 私は気功(内気)とレイキ(外気)の両方を使えますが、慣れるとレイキのが楽ですね。だって、宇宙の中心を意識するだけで、他に何…

高藤仙道への感謝

蓮花の方でも書きましたが、性エネルギーのパワーって凄いんですよ。まあ、私は高藤仙道の人間なので、ヨーガ的な性エネルギーの昇華より、足はガクガク、汗ダラダラで馬歩站樁(まほたんとう)をやる方が好きでしたけどね。 若い頃は、馬歩をやると腿で発生し…

賢者テラ氏の動画

気が向いたので、久しぶりにスピリチュアルTVの賢者テラさんの動画を見てみました。一時間は長いけど、ずっとしゃべりっぱなしで、ちゃんとオチもつけているのは流石ですね。 話の内容は、普段私が思っている事と、ほぼ同じ。グノーシス主義的な世界観で、結…

歌と踊り

これはSNSで拾った情報ですが、ちょっと前の日本人は良く歌を唄っていたそうです。田植え歌、稲刈り歌、炭坑節などの重労働をする時に唄ったり、子守歌、盆踊りなど、慰めや鎮めの際に用いられる歌もあります。 また、料理をしながら、掃除をしながら、洗濯…

ネットとリアルは地続き

友人と恋人を霊団の縁者の中から選ぶと、余計な人間関係で疲れなくて済みます。私も若い頃はオシャレだの遊びだのにお金を使ってましたが、今は本当に無駄な事をしていたなぁと思います。 まあ、当時は女性にモテたかったので、割と普通の人っぽい事もしてた…

スピに明るい坐禅男子になろう!

蓮花(新サイトの事)は女性向けなので、霊性や恋愛の話を軸に据えています。私の言う霊性とは人格や人間性の事ですが、これはスピ系女子に受け入れられやすいよう、意図的に言葉を入れ換えています。 要は、スピ系女子の情緒的成熟を促すのが、蓮花というサイ…