ふと思い出したので、備忘録的な意味で残しておきます。ややこしい言い回しになりますが、西洋魔術師アレイスター・クロウリーがババロンと呼称した、女性原理(アニマ)の象徴が「緋色の女」です。早い話、アニマの象徴色が赤なんです。
男性原理(アニムス)の象徴色は黒なので、性魔術は赤と黒という強い色が基本になります。これをファッションに取り入れれば性的アピールになりますし、日常に取り入れれば少しずつ男性らしい性格や、女性らしい性格になっていきます。
男性の場合は、黒が主で、赤は従、女性はその逆です。要するに「赤黒コーデ」は自己変容の性魔術だという事です。クロウリーは、緋色の女と、霊団の縁者の区別が出来ていませんが、彼にとって、そこはどうでも良かったのかなと。
因みに、地雷系女子に「赤黒コーデ」が多いのは、モテ系コーデにしても目立たず、埋もれてしまうという自信の無さの裏返しです。また、彼女らがダークな世界観を好むのは、生き辛さの表れです。
つまり、白馬の王子様を待つ、囚われのお姫さま(闇落ち済)を演出している訳ですが、それはちょっと重たいよなぁと。
あと、これはちょっと不思議なんですが、不幸な生い立ちの人って、顔やスタイルが良くてもパステルカラーが似合わないんですよね。私も濃い青か黒しか似合わないので、ファッションの幅がすんごく狭くて困ってます。