ことばのおきば

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孤独の要塞

世の中には賢者と呼ばれるような人が居て、全人類の為にその智慧を提供しています。本来のスピリチュアルとはそういうものですが、現状では何らかの問題を抱えている人達の逃げ場になっています。

日本社会は、善良な人や、立場が弱い人にとって、大変生き辛い場所です。何故なら、悪党は気に入らない事があると暴れるし、会社のお偉いさんは、その場を治める為に誰かを生贄にしようとするからです。

私自身、何度か生贄にされかけた経験がありますが、幸いにも賢者から授かった叡智を駆使して乗り切ったり、逆に悪党をまとめて始末して生き残る事が出来ました。このような経験から、私はスピの叡智を、渡世術や、都市型サバイバル術と捉えています。

 

現実と向き合ったり、戦う事が出来ない人は、マンガや、アニメ、ゲームに現実逃避します。因みに、私も根がヲタなので、今でもマンガやゲームは大好きです。ただ、スピにハマる人は、ヲタよりも切羽詰まっている人が多いです。

戦えるか否かと、ヲタか否かは関係なく、その人の自我率が4分の1を切っていると、人生から「向き合う」とか「戦う」という選択肢が消えてしまうんです。そうなると「逃げ」一択となり、社会的か、精神的に引きこもるしか無くなってしまうのです。

戦うという選択肢が消えた人は、自分自身とも戦えません。そんな人を悪党が野放しになっている残酷な社会に放り込んだら、すぐに音を上げるに決まっています。そういう人に必要なのは、一時的な逃げ場ではなく、自分だけの部屋です。

 

アメコミのスーパーマンには、孤独の要塞というものが出てきます。そこには自分以外は誰も居らず、いくらでも父親のジョー=エルの知識と会話する事が出来るという設定です。

今はインターネットで賢者の叡智を手に入れられる時代ですから、少し手を加えるだけで自分の部屋を孤独の要塞に変える事が出来ます。要塞は大事なものを守る為の場所であり、戦いの準備を整える場所であり、攻めに転じる為の場所です。

心身共に傷つき、疲れ果てているのは分かります。限界ギリギリだからこそ、藁をも掴む思いで癒しを求めたくなる気持ちも分かります。でも、そういう時こそ、孤独の要塞が必要なんです。

 

実際、他の人達も似たようなもので、SNS掲示板で暴言を吐きまくる人達や、右や左の活動家、ミュージシャンやアイドルの推し活や、婚活に励む人達も、みんな辛いんです。虚しいんです。寂しいんです。つまり、不幸なんです。

だから自分の人生以外の何かに、必要以上に入れ込むんです。何かに入れ込む事で、少しの間だけでも、不幸な自分を忘れたいんです。コスパが悪くても、刹那の瞬間でも幸せを感じられるなら、それで良いと思ってしまうんです。

不幸に押し潰されそうな時は、何かに頼り縋るのではなく、下手に動かず、孤独に徹して、しっかり休むのが一番です。現代では、発達障害だろうが、毒親持ちだろうが、ヲタであろうが、幸せに生きる術があるのですから、心配しなくても大丈夫。

 

本当に辛くて、自力ではどうにもならない時は、私で良ければ話を聞きます。古い記事のコメント欄に思いの丈を書き込んだり、閑居か蓮花のお問い合わせフォームにメールを送ってください。

お待ちしております。