ことばのおきば

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かむあがり その1

私の中では「守護霊団」と「グループ・ソウル」はイコールですし、恋人から守護霊に至るまで、全ての人間関係は霊団の縁者としか成立しないと考えます。そして、霊団とは生きる方向性であり、属する霊団によって求める答えが変わって来ます。

また、人間タイプの生命体は「答えを求めて」輪廻転生を繰り返しているので、動物から人間に生まれ変わったり、人間から動物に生まれ変わる事はあっても、人間から昆虫、植物、微生物に生まれ変わろうとはしません。

人間という存在であるならば、学者や政治家、不良やヤクザ、アル中や自殺志願者に至るまで、人生の答えを求めているという所だけは共通しています。そして求める答えは、属する霊団の方向性と一致していないと、どうしても納得出来ません。

 

逆に、霊団の方向性と一致していると、どんなに破綻した思想や、出来の悪いカルト宗教であっても、ガッツリ信じ込んでしまいます。何せ「正しい答えと信じる」事に、学歴や知能指数は関係ないので。

霊団にも色々あって、純・地球産の霊団と、オリオン座やアンドロメダ星雲などから来た外来の霊団があります。まあ、純・地球産の霊団と言えども、元は別の場所から来た生命体みたいですけど。

この地球が誕生したのは46億年前で、宇宙の誕生は138億年前。宇宙開闢と共に「意識」が生まれ、何らかの理由で意識が「個」を意識するようになったものが生命(意識体)であり、生命は常に「自らが存在する理由と答え」を無意識に求めています。

 

遥か昔に、宇宙の何処かで生まれた生命体が、どういう訳か地球に集まり、生殖行為によって自らの存在を分化させ、新たなグループをたくさん作りました。その結果、地球は意見の対立と武力闘争が絶えない、地獄のような惑星になってしまいました。

ですから、霊団やグループソウルの元となった意識体が、人類補完計画よろしく一つ(ワンネス)になれば、地球は一枚岩の楽園になる筈なのに、何故かそうはならない。誰もそれを望まない。考えてみれば、おかしな話ですけどね。

生殖行為によって家族を増やす事は出来ても、男女が溶け合って一つの生命体になる事はありません。つまり、生きる事とは細胞分裂みたいなものであって、融合(還虚)とは真逆のベクトルなんです。

 

では、何の為に生殖するのかと言うと、実はこれといった理由が無い。よー分からんけど、とにかく異性と交わりたくてしゃーないってだけです。足らないと命に係わる飲食や睡眠とは違って、性欲を満たせなくても死にゃしないのにね。

でも、実際に異性をゲットし損ねて、図らずも純潔を守り切ると、欲求不満で不幸な一生になってしまいます。特に非モテで子を生(な)せず、母性本能を満たせなかった女性の哀しみは深く、その苦悩は救い難いものがあります。

要するに、女性は若くて一番コンディションが良い時期に、絶対に裏切らない優秀な男性と出会い、身も心も激しく求め合って、全てをさらけ出せる特別で最高な関係を作り、その男性の子供を産んで、安心して育児に励みたいんですな。

 

ですから、男性は下手にモテを意識せず、安心して育児に励める環境を用意(巣作り)すれば良いし、女性はモテ男をゲット出来なかったら、チー牛男性を家庭的で優しい旦那様に育てれば良いのです。

最初から完成された、手のかからないパートナーを求めるから、上手く行かないんです。そして、一緒に成長していけるのは、似たような価値観を持つ霊団の縁者(グループ・ソウルのメンバー)だけなんですね。

縁者と共に成長し、それなりに人生の答えを出せた人には、派生元のグループソウルと融合(還虚)するチャンスが巡って来ます。昔の人は、これを神上がり(かむあがり)と言いました。

 

悟りによる輪廻転生からの解脱や、自我復元による地球脱出は、正直、難易度が高過ぎます。でも、神上がりは比較的容易ですし、リーダー格の人がメンバーを引き上げて、共に帰還するという事も出来そうです。

まあ、これを容易と考えるのは、私が水の集合意識体という霊団から派生した、純・地球産の生命体だからかも知れませんがね。