ことばのおきば

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第79回 終戦記念日

 

終戦記念日は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」です。

 

19世紀初頭に「列強」の概念が強く意識されるようになり、19世紀後半にアメリカが台頭、20世紀に大日本帝国も列強と見なされるようになりました。当時は弱ければ植民地化される弱肉強食の世界であり、現代のように人権が重視される世界ではありませんでした。

明治維新後の大日本帝国の国力上昇率は尋常ではありませんでしたが、それも欧米列強の侵略から自国を守る為に必要な事でした。実際、驕る清朝(今の中国)は列強入りも、対抗も出来ず、内乱により滅んでいます。

列強入りした日本は、日清戦争日露戦争には勝利したものの、ABCD包囲網でエネルギーを断たれ、やむを得ずアメリカに戦争を吹っ掛けました。そして、いくらもしないうちに食料、資材、エネルギーの不足に悩まされる羽目になりました。

 

無条件降伏の後も、ソ連は勝手に戦争を続けて北方領土を占領していますし、自国民を中国大陸と朝鮮半島から引き揚げさせようとしたら、現地は大虐殺&レイプの地獄になりました。

戦後も国内で朝鮮人が暴れまわり、竹島を占領されたり、南京大虐殺731部隊の人体実験、従軍慰安婦、徴用工などの冤罪を被り、護国の英霊を顕彰する事も許されず、アメリカの属国、経済植民地として辛うじて生き残る事しか出来ませんでした。

戦後の経済成長は、団塊世代の人口ボーナスや、朝鮮戦争の特需、日米安保による軍事費の大幅削減による所が大きく、本来の国力に見合わないものでした。だから「濡れ手に粟」のバブル経済は弾けてしまったのです。

 

偽りの経済成長と、アイデンティティを放棄する形の欧米化により、日本人の精神性は完全に崩壊してしまいました。そして、その根底にはGHQのマインドコントロールと、大量の死者を出した事による戦争恐怖症があります。

戦争恐怖症の病識が無い人達は、幼い子供に戦争と死の恐怖を叩き込み、自国防衛すら悪と見なす敗北主義を植え付けます。その結果、自国の恩恵を受けておきながら、自国を否定する、寄生虫のような国民が大量生産されてしまったのです。

今の日本は抵抗力と自浄能力を失っているのに、政府は移民政策を打ち出して、外国から異教徒を大量に受け入れようとしています。しかし、多神教の日本文化と、一神教イスラム教の相性は最悪なので、今後は確実に治安が悪化します。

 

こんな日本の未来を、英霊達が望んでいたとは思えません。

 

私に出来るのは、一人でも多くのマインドコントロールを解いて、精神性(霊性)を向上させ、自国民が増えて移民が不要になる未来に繋げる努力をする事くらいです。これは出来る出来ないの問題ではなく、やらなければならない事だと認識しています。

また、英霊の名誉回復も課題です。我々の先祖は、欧米人と戦って悪しき植民地の時代を終わらせ、アジアの国々を独立に導くという大役を果たしています。それを犬死に扱いするのは許せません!

私にとって終戦記念日とは、英霊への感謝と、虐殺された日本人の慰霊、そして未来への誓いを再認識する日なのです。